おもてなし紹介
社員インタビュー

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画一的なサービスではなく
お客様に寄り添うおもてなしを

上野本店/予約担当 アシスタントマネージャー
2007年入社 F.Mさん

入社のきっかけ

接客業に絞って就職活動したのは、レストランでアルバイトしていた時、お店のシェフの方に「あなたは飲食業に向いている」と言われたからという単純な理由でした。飲食業をはじめ百貨店やホテル、旅行会社など多くの会社を見た中で、東天紅の人事担当や先輩がとても親身になって話を聞いてくれたことが印象に残りました。自分がこの人たちと一緒に楽しく働いている姿をイメージできたことが、東天紅に入社した理由です。

お客様の感謝と信頼が
何よりの喜び

別の店舗を経て上野本店に異動し、アシスタントマネージャーとして電話や来店での宴会予約と当日の立ち会いを担当しています。宴会の内容や規模にもよりますが、電話でご予約を受けた後にお客様が来店され、下見を含めて5~6回ほど打ち合わせを重ねます。会社の周年祝いといった大規模なものから、法事やお宮参り、ご家族のお顔合わせの場まで、宴会の目的はさまざまです。
法人のお客様であれば予定された通りにテキパキと進めますが、ご家族の集まりには和やかな雰囲気づくりを心がけるなど、宴会の趣旨に合わせて細かく配慮することも欠かせません。お客様がお帰りになる時に、笑顔で「ありがとう」と言ってくださるのが、何よりもうれしい。一人ひとりのご要望に寄り添いながら、信頼を得られるように努力しています。

自分にとって最大規模の宴会を
成功に導く

大きな宴会だと準備からお見送りまで、一日中立ち会うこともあります。一昨年に担当したのは、本店内の宴会場全てをほぼ貸し切り状態で行った600名規模の宴会です。私がそれまでに経験したことのない規模だったので、さすがに緊張しました。会議と宴会の会場を分けて設営したので、スケジュールの遅延やお客様のスムーズな移動に気を配りました。サービスを提供するスタッフとお客様がコミュニケーションを取りやすいように配慮するのも私の役割です。
部署を越えて多くの人々に協力してもらいながら、トラブルもなく無事に宴会を終えられた時は、安心と達成感で胸がいっぱいになりました。この成功は大きな自信になりましたが、本店ではもっと大規模な宴会が行われることもあるので、いつか挑戦してみたいと考えています。

考えて工夫することが
おもてなしの本質

「予約担当の仕事は難しい」と苦手意識を持つ社員もいます。確かにお客様のご要望はさまざまで、同じ宴会は一つもありません。知識と経験は必要ですが、お客様との信頼関係を築きながら、宴会を創り上げるのは予約担当ならではの楽しさです。
お客様が立食形式のパーティーをお望みでも、ゲストに高齢の方が多ければ、着席式のビュッフェをお薦めします。余興がメインの宴会なら、始まる前に食事を済ませられるように厨房スタッフに相談してメニュー内容を調整します。お応えするのが難しいご要望に対しても、ただお断りするのではなく代替案を考えてご提案します。画一的なサービスではなく、自分のアイデアや工夫を生かして、お客様に喜んでいただく。そこに東天紅のおもてなしの本質があると思っています。

東天紅のちょっといい話

人間関係のストレスがない
居心地の良さ

私が入社した頃は男性が多い会社でしたが、最近の東天紅は多くの女性社員が活躍している印象があります。若手のうちからいろんなことに挑戦できる機会が増えるなど、少しずつ風土環境が変わってきましたが、一緒に働く人たちが皆いい人ばかりなのは当時も今も同じです。入社して18年になりますが、人間関係のストレスを感じたことがありません。そうした居心地のいい環境でなければ、こんなに長く働けていないと思います