おもてなし紹介
社員インタビュー

06

日々の新しい刺激や気付きが
成長の糧になっています

LUCIS GARDEN 恵比寿/調理担当 サブマスター
2019年入社 K.Eさん

入社のきっかけ

私が東天紅を志望したのは、中国料理を食べるのも作るのも大好きだったからです。もともと婚礼料理に興味があったのですが、ご家族のお祝いや接待など、さまざまな場面でお客様に料理を提供できることも魅力でした。就職活動を進めるうちに、中国料理の調理担当として女性を採用することに難色を示す会社が多い実態を知りました。そうした状況の中で、当時の東天紅の採用担当の方が、「何の問題もありません」と笑顔で言ってくださったことが、入社の決め手になりました。

サブマスターとして
毎日違う仕事を担当

入社後は上野本店で宴会料理を担当し、技術を磨きながら2023年にサブマスターへの昇進試験を受けて合格。2024年の秋にLUCIS GARDEN恵比寿へ異動しました。宴会とレストランでは料理を作る量やメニューが違うため、作業の細かさに戸惑うこともありましたが、一皿ずついろいろな料理を作れるのがレストランの楽しさだと思います。
揚場から鍋まで調理の仕事は一通り経験しているので、休みを取っている人のポジションに代わって入るのが私の担当業務です。直接お客様と接する機会はありませんが、ホールのスタッフからお客様が美味しいと言ってくださったと聞くのは、とてもうれしい。グルメサイトに書き込まれた口コミなどもまとめて共有してもらえるので、とても励みになります。

失敗が教えてくれた責任と
信頼の重さ

入社して3年ほどで、食材の発注を任されるようになりましたが、最初の頃は発注もれや業者さんが休みで必要な日に届かないなど、数多くの失敗を経験しました。仕事を進める際に自分を過信せず、徹底して確認する習慣が身に付いたのは、そうした失敗のおかげです。サブマスターになってからはお客様やスタッフへの責任を意識するようになり、さらに自分に厳しくするように心がけています。
成長の手ごたえを感じるのは、新しい技術や知識を自分のものにできたときです。入社したばかりの頃は鍋が重くて振れませんでしたが、今は3人前のチャーハンを一度に仕上げることができます。サブマスターに合格する前に上司に焼きそばの味を見てもらい、100点だと言われた時は、本当にうれしかった。今年はマスターの試験を受けるためにフカヒレの壺煮に挑戦します。

冷静でいることが
美味しい一皿を生む

味はもちろん、香りや盛り付けの美しさにもこだわって、料理の美味しさを最大限に引き出した一皿をお出しすることが、私にとってのおもてなしです。
お客様の大切なお金と時間をいただいているので、それ以上のお料理をご提供しなければなりません。そのために心がけているのは、常に冷静でいること。料理は生き物ですから、状況に応じて柔軟に対応する必要があります。そこで焦ってしまうとミスに繋がってしまう。限られた時間の中で細かい部分にまで気配りするためにも、確かな技術と知識を身に付け、より多くの経験を重ねたいと思っています。

東天紅のちょっといい話

厨房は負けず嫌いの人向けの
職場!?

入社して5年が過ぎ異動も経験しましたが、先輩や上司に恵まれているなと感じます。新人の頃はうまくできないことが多くて、よく落ち込んでいました。そのたびに前を向いて、ここまで来られたのは周囲の人たちが支えてくれたからです。私は悔しさが原動力になったので、負けず嫌いの人に向いている仕事なのかもしれません。女性で調理を志望される人でも、ハンディキャップはありません。ぜひ私と一緒に働きましょう。